ロス・ダンサンテスがメスカルの最高峰と称される理由

女性アルケミストならではの感覚と化学の知見が生み出す卓越したクオリティー

一般的にメスカル蒸留所の品質管理は、手作りがゆえに代々家業を受け継いだ男性マエストロの長年の勘と感覚に左右されていました。そのためよいメスカルは出来上がりますが、味に差異が生じ品質はあまり安定していません。
しかし、ロス･ダンサンテスの蒸留所では、もともと薬学学位、製薬会社研究員という業界でも異例のキャリアを持つカリーナ・アバド氏を⼥性アルケミストとして起⽤しました。彼女は、品質に⼤きく影響するアガベの収穫のタイミング、発酵時間、温度管理、蒸留時の⽕加減に加え、メチルとエタノールのバランスなど微細なファクターを緻密に分析し、メスカルを磨いています。彼女の化学的な経験と知見によって、本格的なメスカルを常に最高のクオリティーで安定供給することが可能になりました。まさにメスカル業界における前衛的かつパイオニア的なチーム編成といえます。

アルコール度数"47％"のこだわり

ロス・ダンサンテスの原料は良質なアガベのみ。アガベ本来の味や⾹りの深みと濃さがそのままアルコール度数に反映されるため、アルコール度数が⾼い分だけ、アガベのしっかりとしたコクやウマミを感じることができます。
ロス・ダンサンテスのアルコール度数"47%"という数値は、科学的な見地に基づいてアルケミストが導き出した、アガベの芳醇な味と⾹りを最大限に引き立たせながら、アルコールの強さを感じさせないマジカルなバランスなのです。